■フロントブレーキのメンテナンス - スズキ ワゴンR スティングレー MH34S
ジャッキアップしてタイヤを外します。
赤矢印2か所のスライドピンを抜き取ります。
14mmのメガネレンチを使用。
これでブレーキキャリパーが外れるので針金とかでコイルスプリングに吊るして固定しておきます。 そしてブレーキパッドやスライドピン、フィッティング金具とピストンに嵌っていた鳴き止め?のカバーなどをこうして無くさないようにしておきます。
グリースは2種類用意。シリコングリースは摺動部に、ブレーキラバーグリースはスライドピンのゴム製の蛇腹の中に充填します。
間違ってもブレーキパッドとブレーキディスクの接触面にはグリースを塗らないように。
スライドピンのゴム製の蛇腹の中のグリスは綺麗に洗浄してから新しいグリースを充填しましょう。
組み終わりました。
反対側も同じように作業します。なおブレーキをメンテナンスする時にブレーキピストンがちゃんと出てくるかをブレーキペダルを踏んで確認しておきましょう。 10万キロを超えるとピストンがシリンダーに固着している場合が結構あります。 錆が出てたりしたら要点検です。