■ルームランプを面発光のCOB LEDに交換 - スズキ ワゴンR スティングレー MH34S

夜釣りや車中泊をする人はルームランプに明るさを求める人も多いかと思います。 車種専用に設計されたFLUX LEDも明るくて良いのですが、高価だしブツブツ状に点灯するのが嫌いだという人もいますよね。 そこで今回は更に高輝度なCOB LEDを取り付けてみました。

ルームランプを面発光のCOB LEDに交換

COB LEDは面発光のためブツブツ状に点灯することも無く(低電流下ではブツブツ状に点灯して見える)非常に明るく点灯します。 しかし写真のように抵抗や定電流ドライバ モジュールを介さずにバッテリーに直結すると数分で焼き付き切れてしまいます。 調べたところこの商品「面発光 COB LED 50mm×20mm」は3.6W-5W(業者によってまちまち)と表記されていますが、 これを消費電流に換算すると300mA(3.6W/12V)、416mA(5W/12V)となります。


ルームランプを面発光のCOB LEDに交換

しかし電源に直結してみたところ、12Vでは150mA程度の消費電流ですが、 14.4Vまで電圧を上げると流れる電流が急激に増えて790mAもの電流が流れています。その分急激に明るさも増しました。 これでは焼き付き切れてしまうのは当然です。(3分も持たずに焼損しました・・・) もしこの商品を購入するなら抵抗制御もしくは定電流回路付きのを買いましょう。


ルームランプを面発光のCOB LEDに交換

今回は抵抗制御ではなく定電流ドライバ モジュールで電流を制御をすることにしました。 安全マージンを考慮すると150mA(定電流)がいいかと思いますが、 実験で200mA(定電流)でCOB LEDの表面の発熱温度を計測したところ64℃だったので200mAを選択しました。 ちなみに150mAだとCOB LEDの表面発熱温度は52℃でした。


ルームランプを面発光のCOB LEDに交換

入力端子ピンは取り除きました。またφ30mmの熱収縮チューブで定電流ドライバ モジュールを保護しました。


ルームランプを面発光のCOB LEDに交換

入力側は無極性なので向きを気にする必要はありません。


ルームランプを面発光のCOB LEDに交換

取り付け場所に苦労します・・・。両面テープを重ねて貼り付けて高さのバランスを取りました。


ルームランプを面発光のCOB LEDに交換

納得の明るさです。